俺の従者くん

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俺の従者くん

「よく集まったな。さあ、お待ちかねの処分の時間だ」 ホールに使用人を全員集めた その方が手っ取り早いしねぇ。使用人何十人もいるからまとめて亜空間に転移させればかなり手間をはぶける あ、亜空間の家は外見ちいちゃいけど中身は空間魔法駆使して中かなり広くなってるんで、何人住んでも大丈夫というご都合設定つけられてるから問題ナッシングッス 「貴様らに朗報だ。確か全員精霊を信仰している一派だったな。なら敬愛する母上と同じ場所へ送ってやろう どうだ?嬉しいだろう?喜べ」 「はい、感謝の極みでございます坊ちゃん。あちらでのマリア様のお世話は我々にお任せ下さい」 ……ねえ、じいや君さ。すごい含みっていうかストレートであり深い意味を持つ発言したね今 あちらって俺の箱庭とかじゃなくてちゃんとあの世のことですよな??(???) まさかエスパー持ってたりしちゃったり……? え、ないよな?んなわけないよなHAHAHA 待ってこわいこわいこわい!! 見透かされてそうやんコレェ!!いやその方が都合は良いけれどさ!!俺あそこにもう行かないつもりだし!! だってあそこ行ったら二度とこっち帰れなさそうなんだもん!!!未練タラタラすぎてねぇ!!! ………………ッ、( >д<)、;’.・ ィクシッ おい誰だよ俺の事マザコンって言った奴!!! そのとおりだよバカヤローー!! 「じゃあな、せいぜい母上と共にいるがいい」 使用人さんたちの下に闇魔法を展開する。嘲笑ったつもりなのに、全員がそんな俺の事を微笑ましく見ながら沈んでいった なんでなんで?これ一応擬似命の危機なんですが???なぜそのような子供のイタズラを見守るような目をするんですかァ!?!?!? ………………分かんね!!もうしゃぁない!!俺は知らん!! あ、やっべ。その前に書き換えないと…… 【奴隷従条】 ・マリア・ドリュアデス及びアスモデウス・サタンに危害を加えたものは罰が下る ・マリア・ドリュアデス及びアスモデウス・サタンの半径1mに近づいてはならない ・主の許しなく喋ってはならない ・主の許しなく魔法を行使してはならない ……改めて内容えぐいよなぁ とりま全部削除してっと、違うことをカキカキ〜 【奴隷従条(改)】 ・マリア・ドリュアデスに危害を加えたものは笑いが止まらなくなり過呼吸となる ・過去のことをマリア・ドリュアデスに話そうとすると話す気が無くなるまで声を出せなくなる ・マリア・ドリュアデスを全力でお世話せよ こんな感じかなーひと仕事おっわり〜♪.....ん? 誰かに服の袖を引かれた 振り向いてみれば燕尾服に身を包み、こちらを感情が読み取れない顔で見つめる青年 俺直属の従者「ライム」の姿がある いやなんでおんねん。全員あそこ行け言ったやん俺 1人分だけするとかめんどくさ…… 「ライム、なぜここにいる?使用人は全員広間にいろと……は?自分は貴方の従者であって使用人じゃないって?」 ライムは喋ることができない。いや、しているとこを見たことがない、なにか伝えたいときはジェスチャー、あるいは… 例文) ラ:「(ファミチキください……)」 俺:「(こいつ直接脳内に……!?)」 という訳だ(古い) 「使用人は他人に使われる者、従者は付き従う者。僕従者だから使用人じゃない…………とんだ屁理屈だな。」 「まあいい。私のルーティンに合わせてまた下民を躾けるのは大変非効率だ。ありがたく私の傍で身を粉にして働くといい」 ライムは膝まづいて、胸に手を添えた 脳内に響く「イエス、マイロード」 ……………前世はあくまで執事だったりは…。あ、違う?めんご
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