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情報技術科のイプシロン組で、トップ成績の入学をした、光球改(コダマカイ)。
光球は、小学生の頃から、父親のパソコンを、遊び道具として操作していた。
模之歩高校のイプシロン組に入学したが、情報技術の授業が、退屈で仕方がない。
それだけ、コンピューターに精通していた。
光球は、インターネットを利用して、色々な世の中の情報を知ることも、趣味だった。
その情報とは、文章であったり、動画であったり、様々なジャンルの情報である。
そうしているうちに、世の中の矛盾を感じるようになった。
たとえば、テレビというものは、見ている人を操っているのではないかと、思うようになった。
クラスメイト達との仲は、良い。
しかし、会話をする中で、素直に受け取れない気持ちがあった。
その時は、相手の話に合わせてしまう。
マスメディアの情報操作を浴びているなと、勘付いてはいるが、クラスメイトと言い合いになるのは嫌で、話を合わせてしまうのだ。
それは、ある種のストレスのようなものだった。
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