先生徒

複合化された、模之歩高校は、便利なシステムになったことで評判が良かった。

食堂では、テーブルと椅子がセットされているが、調理場はなく、コンビニのように、弁当や、その他の飲食物が、売られている。

弁当は、数十台設置されている電子レンジで、温めて食べることができる。

医療で、内科と外科を揃えていた。

薬局も、別枠で設置していた。

ここで処方箋に従って薬を出すのである。

医療施設で、健康診断が学期ごとに行われる。

つまり、1学期〜3学期の年3回、健康診断を行う。

健康診断に関して、生徒たちの親からは、評価が高かった。

親たちからすると、健康管理を、しっかりとやってくれる高校だと、思われていたのである。
構内の食堂と医療施設は外部者も利用可能である。

飲食の販売は夕方６時まで、医療施設は患者の状況に合わせていくが、定時は5時までである。

こうして、学業・飲食業・医療、これが三位一体となって稼働していく。

これが、後のトラブルになっていくのだ。