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まぜない、という背徳感
皆さま昨日も今日も明日も明後日も、お疲れ様です。
突然ですが、モスバーガーのドリンクメニューにある、『まぜるシェイク』ってご存知ですか?
少し前それのピスタチオ味、というのが期間限定で出ていて、美味しそうすぎてそのシェイクを買うためにわざわざモスバーガーに行ってきました。
注文すると、出てきたのはバニラシェイクの上にピスタチオのソース?ペースト?のようなものが乗せてある、白とピスタチオカラーの2層になった少しお洒落なシェイクでした。
そのお洒落シェイクと、ストロー、そしてご丁寧にパフェを食べるときに使うような細長いストローを店員さんが渡してくれ、一言。
「よくかき混ぜてお飲みください♩」
マスクに隠れて見えませんが、きっと爽やかな笑顔でそう言いました。
ふむ。
多分爽やか笑顔だった店員さん、ごめんなさい。わたし、よく混ぜるのはちょっと。
だってこんなに綺麗に2層になっているのに。ソースだけでも食べたいし、ソースとバニラシェイクのマーブル感も味わいたいし、なんならたまにはバニラだけも飲みたいじゃないですか。それをよくかき混ぜるだなんて…!
TKGを食べるとき(あ、卵かけご飯のことです)も、卵とご飯をしっかり混ぜるよりも白身がどぅるんっと残ってるくらいが好きなんですよね。この件は夫には全く共感してもらえませんでした。
ヨーグルトにかけたジャムも同じですね、ざっくり混ぜが好きです。ジャムばっかりのラッキーゾーンを食べるのが幸せです。
こういう、「推奨されている、もしくは一般的だと言われている食べ方」を少し裏切ると、ちょっぴりの背徳感がスパイスになってさらに美味しく感じるってこと、ないですか?
エビフライのしっぽ、食べる食べない論議(大袈裟やな)の根本も、そこに帰着する気がします。
ちょっぴりの背徳感を求めすぎて、チキンラーメンそのままバリバリ割って食べたことありますが、あれはちょっとしょっぱすぎました。
…えっと、特にオチはありません。
あ、「まぜるシェイク」のピスタチオ、とっても美味しかったですよ。
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