橙
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「街がどんどん変わってゆくわね……」 乾いた風を浴びながら彼女がつぶやく。せっかく来たのに今日は少し肌寒い。 寄り添う彼女のオレンジの髪は傾く太陽の色。 緑色の瞳は青々と広がる芝生の広場。 僕にとっては彼女も緑の広場も大切で、大好きで、失いたくない。 さぁ、また日が暮れる。今日はちょっとの時間しかいられなかったな。明日は早めに来ることにしよう。 僕達は慣れない道を引き返し歩き出す。
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