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 ふと眩しくて目を開ける。どれくらいの時間が経ったのかわからない。何が眩しいのだろう、と窓に目を向けた。 「……ああ」  私は思わず声を上げていた。 「雪だわ」  窓の外には、白銀の世界が広がっていた。
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