メモ的短歌の本棚

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「うわばきの先が痛いと言えないまま進級した春憂鬱で」

「喧嘩でもイジメでもなく浮くことが 何より不安で苦しかった」

「会えるだけでも良くて 窓から見つめる崩した制服眩しくて」

「古典の教科書開いたまま眠る 親もバイトも全て眠って」

「野菜の切り方 服の畳み方 すべてが君色に染まったまま」