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「雨降って駆けてく子らを見て未だ燻る青春 傘を 閉じたら」 「缶蹴った 夏が走った 朧気な記憶の中では笑ってたボク」 「漠然とした不安にも名を与えホコリと呼んでコロコロします」 「地面にもばんそうこうが貼られてて地球の傷が治るかしんぱい」 「靴紐がほどけてぜんぶイヤになるフランスパンを外で齧った」
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