メモ的短歌の本棚

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連作「かみさまからのてがみ」（九首）

「ほんとうは誰も死なない世の中にしたかったんだほんとうなんだよ」

「覚えのない線が増えてくそれの名を辞書に書いてく作業をしなくちゃ」

「かみさまをしんじてくれてありがとうなにもできずにごめんなさい」

「すくえないいのちもひびもワタシのせいだせんそうも止められないまま」

「否定しないそれだけでいい存在にしてくれているきみの象徴」