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「怒れないわたしがやっと破裂して咲いた花々すこし薄味」 「歩いてくぼくはそっちに歩いてくぼくのなまえは幸せという」 「生活の質に関して異議はあり動けぬ身体で 疑問のかたち」 「幾ばくか分からないまま生んできた神としての罪 泣けない梅雨晴れ」 「泣く人に貸したハンカチ丁寧に畳まれ戻り「( 楽に生きてよ )」」
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