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「君じゃない人に抱かれて喉枯らす 麦茶の味を思い浮かべて」 「ふと気づく今日は外が穏やかでさあ、けれど僕は下を見ていた」 「夜なのに外に出た時汗ばむ首が気持ち悪くて嗚咽する」 「日曜が柔く感じる人じゃない そういう人にも月曜はくる」 「やあ、ハロー。自分の機嫌伺うよりも人の顔色伺って」
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