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「管がありまた管がある友が言う病衣を照らす「おなかがすいた」」 「肌に付く夜の匂いを抱きしめて知ってる星座見つめ泣き止む」 「四季を吸う枕の中で音が鳴り片耳つけて静かに聞き入る」 「男ならきっと彼氏にしてたって言われて逸らす熟した目線」 「ズレている時計の針がそのままで追いかけ続けてひとりあそびを」
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