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連作「憂鬱な日に」 「コンビニへ声を求めて立ち寄って食べたくもないアイスを買って」 「足音が私を責めているようで静かに歩く意味は無いのに」 「点滅する信号だけが知っている正しいリズムわたしとは違う」 「降る雨が肯定の証だとしても傘がそれらを撥ねてしまうから」 「傘閉じて今朝のシャワーを思い出すあの時は雨を想像してた」
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