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「芯に付いたラップのような曖昧さ境目なんてわたしには無い」 「一日に吐いた溜息取り戻す為にヤニを吸いまくります」 「休むよう呼吸をやめた剥製に明日の自分を重ねてしまって」 「亡骸が落ちているような気がして布団を撫ぜる 微かな温み」 「東口 誰を待つでもないのですただここで息をしていたいだけ」
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