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「切り取った四角い視界眩しくて鬱々とした気分が溶ける」 「 心にはちいさな窓があるからたまに寒くなったりするのかな」 「雨音が窓を叩いて寝かしつけ落ち着かぬ僕と落ち着かぬ街」 「バスの中照らされた粒音鳴らし窓の外には帰路急ぐ人」 「賛美歌の聴こえてきそうな柔和さをちいさな窓が照らし続ける」
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