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「透明なガラスを砕く夏、可視光 拾って秋の木漏れ日とする」 「「5番ひとつ」丁寧に言う朝の人ネクタイがやや秋色になる」 「何もかも何もかもだよ欲しいからキミのてのひらからまずください」 「本が縫うこころの端をかさぶたと呼ばないでくれ気に入ってんだ」 「アンパンチみたいに握る拳さえ結局のとこ振り回せずに」
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