93

1/1
前へ
/154ページ
次へ

93

「あの日には戻れないとも知っていて白線の上から降りられない」 「秋雨を纏って走る夜行バス街色全て雨粒となれ」 「最後には宇宙の中を転がって目が回ったらホントのおわり」 「死を畳むように目を閉じ息吐けば今日を死なせる眠りの時間」 「指先で転がしていくシルバニアこんなかんたんに生きられればと」
/154ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加