メモ的短歌の本棚

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「灰臭い人差し指の冷たさを通話してても知ってたりとか」

「ざらついた黒板に書く答えとかそういうの今、必要でしょう」

「 あの繁華街（まち）の色が染みてく真夜中の鏡の中でも汚い部屋着 」

「 止まったよ2粒くらい目が合った人肌くらいの雨粒落ちて 」

「 やさしさで満ちたせかいがあったとてそこに私とお前は居ないね 」