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「 ずっと赤でもいいよって言ってほしい明けの青色 見ても止まって 」 「冬の空撮ったよ星もここにあるどれひとつもの温度はなくて」 「生活の音も匂いも知らないで床の冷たさだけを知りたい」 「ケロイドの上を這う春縫い跡を数えて眠れば日々が振り向く」 「それならさ半分にしてしまわない?チョコのケーキも溶けた悲哀も」
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