9人が本棚に入れています
本棚に追加
明日の世界で君が笑顔で溢れますように。
好きな人が笑っていたらうれしい。
それが自分に向けられた笑顔だったらもっとうれしい。
好きな人の笑顔が自分の笑顔を作っていたらうれしいを超えるんじゃないかな…‥‥?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
キーンコーンカーンコーン
キーンコーンカーンコーン
大きなチャイムが学校中に鳴り響くと、私はカバンを持って誰よりも早く教室を出る。
学校を出れば自由になれた気がして、窮屈な世界から向け出せたような気がして、そんなことを考えながら足を動かして。
地面が見えなくなるほど落ち葉で埋まっている並木に足を踏み入れて、こないだまで桜だったのになあと別なことを頭を巡らせながら歩き進める。
大好きな人に会える放課後は一日の中で一番好きな時間だったりする。
最初のコメントを投稿しよう!