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続いて…彼女のターン。
テーブルの対面から…彼女は、私の手札を凝視する。
目線は…そのままに。
彼女の白い指先は…ゆっくりと、けれど無造作に、1枚のカードを引き抜いている。
そして…にこりと…口許を弛めながら…?
2枚のカードを…テーブルへと。
一枚は『♤』…一枚は『♡』…?
数字は…共に『8』…。
彼女も…調子は、上々みたいだね。
その手許にある、残りのカードの数は…4枚。
私と…そう、同じく。
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