地球へ

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 ポッドは地球のどこかの山の中に不時着した。  地球の大気成分は猫星(ミャ・アース)と全く同じ、気温も快適だったけど、ここには私達(ニャンサピエンス)よりも身体が大きな人間(ホモサピエンス)が暮らしていた。そして私達(ニャンサピエンス)と同じ大きさ、容姿をした地球猫も発見した。彼等は完全に原始の生活(裸なの!)をしていて、一部は人間に飼われているみたい。 「地球猫はまだ発達が遅れているのね……。仕方がない、暫くは人間(ホモサピエンス)にも地球猫とも接触せずに暮らしていくしかないわ……」  私と(ソラ)は不時着したポッドを()として、救助が来るまでの間を生き抜く事を決意していた。
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