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第一話
あれから11年たったある日のこと
「お母さん何か手伝おうか?」
そう言って駆けつけて来たのは今年で19歳のサラと言う女の子だ
「いいのよ、別に」
「いいからいいから」
「お母さん!お姉ちゃん!」
そう言って息を切らしながら家の中に駆け込んできたのは4歳年下のリラだった
「もうリラ!せっかく掃除したのに!」
「あらそんなに急いでどうしたの?」
「それがね、国王様が舞踏会を開くんだって!」
「また〜?どうせ貴族とかしか行けないんでしょ」
「今回はちがうの町のみんなも来るようにって、王子の婚約者を決めるらしいよ!!」
「なら私達も行っていいの?」
「うん!」
「あらじゃあドレスを買いに行かなきゃね」
「「はーい!」」
「あっでも高いんじゃ?」
「大丈夫よ。ほら自分の好きなドレスを選んできなさい」
「「ありがとうお母さん!」」
そう言って私達は家をでた。
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