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角を曲がりそろそろ息が切れてきた頃後ろからは
「も〜待ってくださーい!」
と言って王女が追いかけて来る
(もう完全にはちゃめちゃ状態)
「でも後もう少し・・・」
また次の角を曲がるとそこは
「お、おい行き止まりじゃねーかよ。どうするんだ?」
「はぁはぁ考えがあるの!」
「よーし今度こそ捕まえたわよ」
「「王子様!!!!」」
「げ」
「今だよリラ!」
上からロープが降りて来た
「はら早く登って!」
「はぁ?お前が先に登った方が」
「追われてるのはあなたのほうでしょ?」
「まぁそうだな」
「・・・」
「・・・」
な、何この空気ちょっと嫌なんだけど
「あのーお二人さーん捕まるよ?なにもたもたしてんの?」
とリラが言われてはっと気づき後ろを向くともうすぐそこまで迫っていた。
「どうしようこのままじゃ間に合わない」
「・・・よしここは俺にまかせろ!」
「は、はぁ?ほ、本気?ヤバいはずじゃ」
「大丈夫だよ。ま、5分待ってくれたら帰ってくるから」
「それじゃああなたを信じるわよ」
「あぁまかせろ!」
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