子育て、悩むんですよね

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 こんばんは。毎日毎日、本当に寒いですね。  昨日は、子育てに悩む私に暖かいページコメントを沢山いただき、ありがとうございました。とても嬉しかったです。心が暖まりました。  周囲の助けは、借りられるだけ借りるようにしています。ご心配ありがとうございます。  これ以上助けを借りたら家族関係のバランスが(くず)れてしまいそうな、ギリギリまで借りるようにしていますので、あとは基本、私が母親として自分を(きた)えるのがメインになると思っています。  子育てについてはどうしても、「これが正しい」「これは間違っている」といった価値観が、かなり固まって形成されるような気がしています。  子どもが大人になるのはずっと先のことなので、答えの検証(けんしょう)がそもそも難しいのが、子育てです。  なので、「子育てはこうあるべき」と提唱(ていしょう)されている考えが、本当にそうだったのか検証されることは、ほとんどありません。    ちなみに、アメリカでは1990年代後半、子育ての影響を大規模に調査する「初等教育の縦断的調査」(ECLS)がありました。 『ヤバい経済学』(スティーヴン・J・ダブナー著)という本に書いてあります。とても興味深い、意外なデータが()っていますので、興味のあるかたは読んでみてください。  子育ては、調査すれば良くなるようなものではありませんが、分からずじまいにしておくことの問題点もあると思っています。   「子育てはこうあるべき」という主張は正しかったのかどうか? 結局のところ、分からずじまいになるのが子育て論だと思います。  尊敬されるような立派な大人がいたとして、何がどんなふうに影響してそうなったのかは、実際のところ、分からないですよね。  両親の子育てなのか、学校の先生の指導なのか、友達や先輩の影響、趣味や部活動の影響、アルバイト経験、恋愛経験、逆境(ぎゃっきょう)克服(こくふく)遺伝的資質(いでんてきししつ)、などなど。  逆境の克服だったら、元々はマイナスだった影響が、結果的にプラスに変わっていることもあると思います。  こういった検証の難しさがあるために、「子育てはこれが正しい」と主張する人達が「もしかしたら、正しいとは言い切れないのかも?」と振り返ってみる機会も、少なくなるんだろうと思っています。
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