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翌日、、
龍府に盗賊が入ったと聞きつけた独鈷将軍は、自衛を引き連れてやって来ました。
「お義父様、これは何ですか?」
「盗賊に襲われたと聞いてな、」
その自衛たちに夜も交代で巡回されることにしました。
「お義父様、こんなに大袈裟にやらなくても、、」(汗)
「いやいや、用心に越したことは無い、皇子様、、」
「すいません、義父様が、どうしてもと言って聞かないもので、リュウゼン様、、」
「まぁ、これも一時のことであろう、、ユキ、、」
それから、龍府で何も興らないことを願っていました。
龍善は、下僕を連れて咸陽の街に向かったのであります。
そこで、参魁法師と出会うのである。
「龍善様ですか?」
「はい、、そうですが、なにか?」
「最近、妖気を感じていまして、魔除けと思って、これをお持ちください、、」
そう言って、参魁法師は龍善に魔除けの護符を渡していました。
「これを何処に貼るのですか?法師様、、」
「そうですね、、柱などがよろしいでしょう、しばらくは妖も近寄らないことでしょう、、」
龍善は、先日の騒ぎは盗賊で無いと思っていました。
おそらく妖魔だろう?と、、、、
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