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下女雪は、賢い娘で仕事は二ヶ月で覚えて、そろそろ侍女の仕事も教えてやることにしました。
侍女頭の沙実は、徹底的に雪を鍛え上げていきます。
そして、半年もしないうちに龍善の侍女として支えるようになりました。
侍女雪は、それから益々美しくなっていきます。
透き通るような白い肌、澄んだ瞳、仙女とも思えるほどの美少女。
そして、五年が経った頃には、咸陽の街で噂されるようになりました。
「あの娘は、どこの者だ!」
「あぁ、ほんとうに美しい、仙女かも知れない、」
その間、王宮では、皇太子争いが激化していました。
第一皇子、第二皇子、第三皇子たちによる皇太子争いは、止まるところ無く続いて行きました!!!
そして、数年後には、第一皇子は病死、第三皇子は疫病にかかり病死でありました。
二人とも病死(毒殺)とは謎です。
残った第二皇子が皇太子の座に着いたのであります。
これで、皇太子争いは、しばらくは無くなったのでありますが、、、
第四皇子と第六皇子が、皇太子の座を密かに狙っていたのである。
第十三皇子(龍善)は、第六皇子と第九皇子と久しく交遊していたのであります。
当然、其処へ巻き込まれていきます。
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