前世の出逢いから

4/13
前へ
/13ページ
次へ
元宵節、家族がみんな集まる日、 「ユキ、今夜は、一緒に行こう、」 「えっ、どちらまで?リュウゼン様、、」 「まぁ、着いて来れば分かる、良いな、ユキ、、」 「はい、、分かりました、リュウゼン様、、」 龍善は、咸陽の街へと侍女の雪を連れて行く、、、、 街は、お祭り騒ぎでありました。 其処で見かけた謎解き提灯に文字を書く、、、、 風も無いのに空から落ちてくる。 それを手に取ると消えてしまう。 一つでも美しいが、、、 それらが無数に集まると、人の目を楽しませてくれる。 「これは、何ですか?リュウゼン様、、」 「答えを言ったら、謎解きにならないだろう、」 「そう言うものですか?リュウゼン様、、」 侍女雪は、その謎解きを考えていました。 「あっ、分かりました、リュウゼン様、、」 「答えてみなさい、ユキ、、」 「はい、、雨でしょうか?」 「うぅ、、おしい、もっと良く考えてみなさい、」 「違うのか、、何だろう?」 そうしてるうちに空から雨が降って来ました。 それも普通の雨では無くて、強く降り、豪雨となっていました!!! 龍善と雪は、屋根のあるところへ逃げ込んだのである。 「あはは、ユキが雨と言ったから、ほんとうに雨になってしまったね、」(笑) 「えぇ、わたしのセイですか?リュウゼン様、、」
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加