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元宵節、家族がみんな集まる日、
「ユキ、今夜は、一緒に行こう、」
「えっ、どちらまで?リュウゼン様、、」
「まぁ、着いて来れば分かる、良いな、ユキ、、」
「はい、、分かりました、リュウゼン様、、」
龍善は、咸陽の街へと侍女の雪を連れて行く、、、、
街は、お祭り騒ぎでありました。
其処で見かけた謎解き提灯に文字を書く、、、、
風も無いのに空から落ちてくる。
それを手に取ると消えてしまう。
一つでも美しいが、、、
それらが無数に集まると、人の目を楽しませてくれる。
「これは、何ですか?リュウゼン様、、」
「答えを言ったら、謎解きにならないだろう、」
「そう言うものですか?リュウゼン様、、」
侍女雪は、その謎解きを考えていました。
「あっ、分かりました、リュウゼン様、、」
「答えてみなさい、ユキ、、」
「はい、、雨でしょうか?」
「うぅ、、おしい、もっと良く考えてみなさい、」
「違うのか、、何だろう?」
そうしてるうちに空から雨が降って来ました。
それも普通の雨では無くて、強く降り、豪雨となっていました!!!
龍善と雪は、屋根のあるところへ逃げ込んだのである。
「あはは、ユキが雨と言ったから、ほんとうに雨になってしまったね、」(笑)
「えぇ、わたしのセイですか?リュウゼン様、、」
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