第一章 2.また婚約者できた。

1/1

79人が本棚に入れています
本棚に追加
/44ページ

第一章 2.また婚約者できた。

カリナはすぐさま家に帰って荷物をまとめる。 早くでないともっと面倒なことになるから。 自由な生活を… 「カリナ・シルスお前は何様だ。俺に恥をかかせやがって‼」 だったらあそこで婚約破棄とかいわなきゃよかったじゃん。 「そういわれましても。」 「よし、こやつを捕らえろ。俺に恥をかかせたんだ。」 どういう罪状ですか?馬鹿にも程がある。 「この国の皇太子は法律を知らないのかな❗これはお笑い事ですね。」 「貴様何者だ❗」 アラン皇国皇太子。なんでここに。 「デューク皇太子様。」 「何言ってるんだ俺が皇太子だ。」 もうどうして皇太子になったわけ。 「アラン皇国皇太子、デューク・デンス・フォンド様でございますわよ。」 「元婚約者さんは頭がいいのかな。いや皇太子が頭が悪すぎるのかな。」 早くどっかいってよ。逃げれないじゃない。 「この子は君の者じゃないしもらってもいいよね。」 私は物じゃないんですけど。 ってかこの皇太子は何がしたいんだ。 「ここに宣言する。カリナ・シルスはアラン皇国皇太子の婚約者とするため 連れかえる。以上だ。」
/44ページ

最初のコメントを投稿しよう!

79人が本棚に入れています
本棚に追加