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第一章 2.また婚約者できた。
カリナはすぐさま家に帰って荷物をまとめる。
早くでないともっと面倒なことになるから。
自由な生活を…
「カリナ・シルスお前は何様だ。俺に恥をかかせやがって‼」
だったらあそこで婚約破棄とかいわなきゃよかったじゃん。
「そういわれましても。」
「よし、こやつを捕らえろ。俺に恥をかかせたんだ。」
どういう罪状ですか?馬鹿にも程がある。
「この国の皇太子は法律を知らないのかな❗これはお笑い事ですね。」
「貴様何者だ❗」
アラン皇国皇太子。なんでここに。
「デューク皇太子様。」
「何言ってるんだ俺が皇太子だ。」
もうどうして皇太子になったわけ。
「アラン皇国皇太子、デューク・デンス・フォンド様でございますわよ。」
「元婚約者さんは頭がいいのかな。いや皇太子が頭が悪すぎるのかな。」
早くどっかいってよ。逃げれないじゃない。
「この子は君の者じゃないしもらってもいいよね。」
私は物じゃないんですけど。
ってかこの皇太子は何がしたいんだ。
「ここに宣言する。カリナ・シルスはアラン皇国皇太子の婚約者とするため
連れかえる。以上だ。」
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