第二章 2.まさかの進言

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第二章 2.まさかの進言

神殿 ーようこそおいでくださいました。 カリナ様、アラン皇太子殿下。ー 「こんにちわ。」 「婚約破棄の手続きを迅速にやって頂きたい。」 ーもちろんでございます。ー いろいろな書類にサインさせれたり、書類にかかれた魔法陣を消さなきゃいけなかったり、結構大変だった。 皇太子との婚約で破棄というものはなかなかないので、破棄をする手続きは通常よりも時間がかかるのだ。 「一日目でこんなに進まないなんて。」 「私も予想外だった。 カリナ一日目お疲れ様。」 「はい。デューク様」 二日目 ー今日は聖文を唱えることで、浄化するという作業を致します。 なん時間も唱えるので大変だとは思いますがよろしくお願いします。ー 「よろしくお願いします。」 寝たらやり直しになってしまうので気が抜けない。 大変なのは神官の方だし、迷惑かけるわけにはいかない。 そして十時間後 ー終了いたしました。ー 「ありがとうございます。疲れたのは神官さんだと思うのですけど。」 ーそうですね。 でも仕事なので大丈夫です。ー 「そうですか。では失礼します。」 ーお待ちください。 一つお伝えしたいことが。ー 「なんでしょうか?」 ーあのアラン皇太子殿下とは結婚しない方が身のためだと思います。ー 「はい?!」
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