第二章 2.二つで一つのネックレス

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第二章 2.二つで一つのネックレス

「泣いてしまいましたが、私からもプレゼントがあります。」 「プレゼント⁈」 この反応は全く知らなかったの反応だ! してやったぞ (´∀`*)ウフフ 「目つぶってください。」 その間に首にネックレスをかける。デューク様にも自分にも。 「目を開けてください。」 首にかかってるネックレスをみると、目を見開いた。 「いつのまに・・。」 「婚約指輪の時です。別れたときはあったでしょ。」 「あのときか。」 「この色は私の瞳の色、私の奴にはデューク様の瞳の色です。 しかもこれ、こうすれば合体して一つの円になるんです。」 「えっすご!」 「二人そろって一つ。いつまでも一緒に、離れませんから。」 「可愛い、ありがとう。 こんなのがあるとは予想してなかった。 一生身に付けるよ。」 夕食がくるまでもカリナの部屋にいたが、ずっとネックレスを見ては (・∀・)ニヤニヤしていた。 少し恥ずかしく思いながらも、喜んでもらえて良かったと思っている。 その日は朝までずっと一緒にいた。 執事とかメイドに(・∀・)ニヤニヤされながら。 もの凄く恥ずかしかったが、デューク様に火がついてしまったので、何も言うことができなかった。 婚約していれば事に及んでても別にいいという。 というか結婚前に事に及んでいるところがほとんどだという。 なので、安心感はすこしあったが。 そのせいで遅くまで起きていたので、寝不足だった。 でも、デューク様はすっきりしたような顔をしていて。 別れ際に 「寝顔可愛かったよ💕」 と言われてしまい、恥ずかしく、人に顔を見せられないカリナだった。
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