79人が本棚に入れています
本棚に追加
/44ページ
第三章 3.結婚式の準備
時がたち、とうとう結婚式の日に近くなった。
毎日のように、結婚式の招待客リストとにらっめこし、身に付ける者について話し合ったり大変だ。
私の装飾品はデューク様が選び、私もデューク様のを選ぶ。
そして、私は計四回着替えることになる。
それぞれの衣装を選ばなければいけない。
結構大変なのだ。
お世話になっているアクセサリー屋さんにデザイン案を見せてもらい、装飾品を選んでいる。
今はドレスを仕立ててくれる人たちが、仮縫いの状態で持ってきてもらった。
そして何回も体系を維持するように言われている。
さすが皇太子妃で、仮縫いの時点で豪華である。
私のドレスは、白→黄→赤→青となっている。見事にカラフルで、全部デザインが違う。だいぶ。
デューク様も白→黒→青→白となっている。
正装とかいろいろあるからややこしい。
結婚式の日しか考えてなかったけど、前段階が非常に大変だ。
デューク様は楽しみすぎて、政務が疎かになっていると、側近の方から報告された。一緒だけどね。政務は真面目にやって欲しいですね。
つぎつぎに結婚式に出席する各国の方々が到着していた。
最初のコメントを投稿しよう!