第三章 4.Aラインのウエディングドレス

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第三章 4.Aラインのウエディングドレス

とうとう念願の結婚式の日になった。 まず、ハーフアップにされた。ちょっと巻きながらね。 同時並行で化粧も進められる。 完全に目が大きくなるように化粧されている。 終わると、ドレスに着替えていく。Aラインのウエディングドレスだ。 ところどころに銀の刺繍がされている。 そしてスカスカの首元には金と銀のネックレスがつけられる。 手袋にも銀の飾りがついている。 着終わった後は、髪飾りがつけられる。 ピアスも重いくらいステキなものを付けられる。 ーデューク様です。ー 「どうぞ。」 「入るぞ。」 そこにはウエディングドレスを着たカリナがいた。 「カリナ・・・綺麗だ。」 見惚れているかのような視線に恥ずかしくなってくる。 「デューク様もかっこいいです。」 「ふふありがとう。」 「装飾品多すぎませんか?」 「全然。」 「・・そうですか。そろそろ会場にいってください。」 「ああ、待ってる。」 「じゃあ最後のせてくれる?」 ーはい。ー ベールをかぶる。長いのですごくゴージャスだ。 そして手に白いバラのブーケをもつ。 ー花嫁入場。ー 長い聖壇までの距離を歩いていく。 綺麗な花嫁の姿に皆が目を見張る。 そして途中いるデューク様の手を取る。 「すごい綺麗だ。」 と小声でいってくれた。
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