第二章 5.誓い

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第二章 5.誓い

ー新郎デューク・デンス・フォードは、カリナ・シルス、あなたを 健やかなる時も、病める時も 豊かな時も、貧しき時も、 あなたを愛し、あなたをなぐさめ 命のある限り真心を尽くすことを誓いますか?ー 「はい、誓います。」 ー新婦カリナ・シルスは、デューク・デンス・フォード、あなたを 健やかな時も、病める時も、 豊かな時も、貧しい時も、 あなたを愛し、あなたをなぐさめ 命のある限り真心を尽くすことを誓いますか?ー 「はい誓います。」 ーでは、誓いとして、指輪を交換してください。ー ダイヤモンドのひかる結婚指輪が運ばれてくる。 デュークがひざまずいてわたしの左薬指に指輪がはめられる。 私もたったデュークに指輪をはめる。 ーでは、誓いのキスをしてください。ー 私のベールをめくると、ゆっくりキスをしてくる。 とろけるかのようなキスで、いままでのなかで一番長く感じられた。 デューク様は名残惜しそうに唇をはなす。 その後は結婚署名書にサインを書き、教会から退場する。 その後、黄色のマーメイドラインのドレスを着る。 神も三つ編みにされる。髪飾りをつけて、黒の衣装を着たデュークに合流する。 「似合ってる。じゃあいこっか。」 そうして入場する。 来賓方がいる、パーティー会場に
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