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序章 頭の中の声
『お前の命の続く限り、その命をかけてでも彼女を守り抜け!』
『お前が本気でそれを願うなら、きっとその願い事が叶うだろう。だから、決して諦めるな!』
『良いか? 肝に命じておけ。お前には大事な役目が有るのだ。それだけは、何があっても忘れるな!』
『いつも周りに気を配れ。周りに迷惑をかけるな』
……まただよ。
……また始まっちまったよ。
頭の中に響き渡るこの声。今まで、何度も何度も苦しめられてきたんだよ、この声に。
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