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人狼はだぁれ?
「小雨、人狼やる?」
「おっ、やる。」
優雨と小雨が残った時に小雨が言った。
「優雨、私が人狼ですって言う奴見たことある?」
「はぁ?そいつはリア狂だなぁ。」
「あー」
「はぁ?やんのか?」
「私が白。」
「あ?お前が黒だよ?」
「顔に全部、出てますけど?」
人狼をしていたとき突然小雨と優雨の煽りあいが始まった。
「お前は腹黒いのが出てますけどぉ?」
「あ、優雨、全身真っ黒じゃん。
ってことで優雨が人狼。」
「服装だけで決めちゃうんだ?」
「うん。」
…これ、誰が終わらせるの?
「……っ。」
「カード」
「私が人狼ですっ!」
「勝ち。」
小雨はにっこりと笑って村人のカードを机に出した。
「また、負けたぁ!悔しいんだけどっ!」
優雨が叫んだ。
「向き不向き」
小雨は寝っ転がって言った。
「なんか、作るぞ。なに食べたい?」
「「塩ラーメン!ハム入りでー!」」
優雨と小雨はなんだかんだ言って仲がいい双子だった。
ラーメンを半分ほど食べた後に小雨が寝ているのに気づいた。
「小雨、おやすみ。いい夢を。」
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