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『!!!!!っ!!!!蒼太くん…これ…』 「やっぱり…恥ずかしい…生まれつきなんです。そんな綺麗な形になったのは、年頃になってからで…」 『蒼太くん…誰も見た事ないの?俺だけ?』 「はい…アザがあるのは親も知ってますが…その形は知りません」 『じゃあ…俺が貰うよ?』 「え?」 琢磨さんはそう言って僕の…腰骨辺りにあるハート型のアザに…そっとキスをした。 「!!琢磨さん…あ…っ」 『ヤバい…可愛い…』 琢磨さんは一心不乱に、僕のアザにキスして舐め回すを繰り返す。 「琢磨さん…笑わないの?」 『何で?可愛い…好きだよ…しかも、俺しか知らないなんて…堪んない』 琢磨さんが動くたびに、僕のアソコに琢磨さんの髪が触れるから… 「あぁ…ヤダ…琢磨さん…イっちゃう…」 『ん…こっちも触ってあげるね…』 知らなかった、このハート型のアザが性感帯なんて。 クチュクチュ… 琢磨さんは僕のアザに愛撫を施しながら、陰茎を優しく扱く。 「あぁ…はっ…琢磨さん…」 『うん…イっていいよ?』 先っぽをグリってされたら、もう我慢なんてできない。 「ダメ…琢磨さんの髪…汚しちゃう…」 それを聞いた琢磨さんは、アザへの愛撫をやめて、あろう事か僕のアソコを咥えた。 「あっ…やっ…イく…離して!」 琢磨さんが離してくれる訳もなく、俺は琢磨さんの口内で爆ぜてしまった。 「あ…あの…ごめんなさい…」 『なぜ謝るの?ご馳走様、甘かったよ』 そう言いながら立ち上がった琢磨さんは、僕の耳元で囁く。 『俺も出したいから、手貸して?』 「っ…僕も口でしたい、初めてだから下手くそだろうけど…」 『ありがたい申し出だけど、次に取っておく。今はこうやって抱きしめていたいんだ』 琢磨さんは僕の手を自身の股間に導く。 「熱くて…大きい…」 『うん…そのまま握ってて、俺が動くから』 「は…琢磨さん…火傷しそう…」 『あ…蒼太くん…イく…くっ…はぁ…』 琢磨さん…何て色気だ。普段はセットされてる髪が乱れて長い前髪が目元を隠す。 『蒼太くん…好きだよ…』 「はい…僕も…琢磨さんが大好きです」 それから僕たちは抱き合ったまま湯船に浸かった。
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