最初から最後まで

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『蒼太…全部入ったよ?』 ジュブジュブ… 溢れ出すローションと僕の喘ぎ声が響く。 「ひぁ…や…なんか来る…琢磨…は…」 『うん…大丈夫、一緒にイこうね』 「ん…琢磨…や…イっちゃう」 『乳首可愛がってあげるから、自分で扱いてごらん?』 「や…キス…キスして…」 『いくらでも…』 クチュリ 僕の口の中を這い回り舐め回す、恋人の舌。 琢磨さんの片手は、最中もアザから離れる事はない。 愛おしそうになぞられるから、ソコも感じる。 「琢磨…もうダメ…イく、イくっ」 『俺もイくよ…んっ、あぁ…』 びゅくびゅく…僕の中で琢磨さんのが痙攣してる。 はぁはぁ… 『蒼太…愛してる』 「ん…琢磨さん…僕も…愛してます」 『ふふ…琢磨さんに戻ってる…』 「だって…恥ずかしい…」 『俺は…蒼太でいい?』 「はい…照れます」 『蒼太』 「はい…琢磨さん」 『ああそうだ…ドS秋田の事…蒼太の事諦めないそうだ』 「僕…琢磨さんが結婚するって聞いて…本当に真っ白になっちゃって…つい…秋田さんと中西に話しちゃって…すみません…」 『中西くんもいたのか…触られてないだろうな?』 「はい…いや…手握られたし、姫抱っこされたような…」 『アーンド肩抱かれてたしな…許せない』 「ごめんなさい…僕が悪かったんです。琢磨さんを信じきれなくて…」 『いや…それに関しては俺も悪かったから…蒼太…俺は絶対に君を裏切らない』 「僕も本人から聞くまで信じないって突っぱねたんだけど、だんだん怖くなって…秋田さんは、傷ついた僕を頂く…なんてドS発言するし…何年も僕を見てたから、僕たちがセックスしてないのも見抜かれてて…」 『蒼太…愛されて…るんだな…気に食わないがそこは認める…っつーことは、週明け即バレするな…蒼太、色気は封印しとけよ』 「色気なんて…ないですよ」 『ふふ…まだだよ。今からもっと乱れさせて…俺のでね…一週間頑張ったんだ、もっと蒼太が欲しい』 「琢磨さん…僕も…デス」 『さっきのは初めてだったから必死だったろ?次からはちゃんと俺を感じられると思うよ?』 「気持ちよかった…デス…ケド…」 『そのさ…たまにカタコト…めちゃくちゃ可愛いんだけど…』
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