1年春 あとがき

1/1
前へ
/20ページ
次へ

1年春 あとがき

フタリの愛と言葉の力  フタリが百野花高校で出会い、ミノリは電車でモモネ抱きつく妄想をしてしまいました。さらに、モモネはミノリに黒板掃除をしてもらったり、クッキーとレターをプレゼントしてもらったりしました。そう、"愛し愛する特別な存在"となったのです。  しかし、モモネに愛を伝えることができていない状態やモモネが"愛を伝えることができていない状態"に、ミノリはどうすればいいかと戸惑ったのでした。ナオトやユウハに疑われるかもと思ってしまう状況になったり、ホノカに気持ちを弄ばれてったりしてつらい気持ちで一杯になってしまったミノリ。  状況を変えたのは、フタリの再会でした。「人生最後ならミノリと最期を過ごしたい。」というモモネの言葉と「その分みんなよりも時間を大切にしようと思えるってことだろ。」というミノリの言葉が、お互いの心に力を与えました。  この物語に込めた想いは、「人を想う気持ちがどれほどの力を持っているか」を伝えたいというものです。  ミノリはモモネや自分の気持ちを…モモネはミノリや病気とこれまでよりも深く向き合いながら生き続けていく力を…言葉の力によって得ることができました。不安や葛藤を乗り越える強さ、そして友情や愛の大切さを描くことで伝えよう考えました。    あなたには身の回りの人に打ち明けれていない"愛"はありませんか?打ち明けることで関係が更なる段階へ向かうかもしれませんよ。   »»»»»»»»»»»»次回予告»»»»»»»»»»»»   第二巻「天使と悪魔 自分の選択」  夏の夢、自分と共に目指す相棒。  夏の約束、阻む悪魔と励ます天使。  ミノリの"夢と約束"の物語__  是非引き続き続編もご覧ください。   »»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加