第二章『ゆれる電車と 忘れるテキスト』

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第二章『ゆれる電車と 忘れるテキスト』

『モモネ…かわいいなぁ♡  オレ、恋人になりたいってのは…  本気で想ったの初めてかも…』 『告りたい♡…大好き♡…  こんなのオレ言えないやぁ…』  入学式を終えて帰ってからも  モモネのことを思うだけで  電車の中や家の中で  オレの心は揺さぶられていき  モモネに対する変な妄想や  恋のアプローチの想像が進むが  恋愛相手への行為としてのアリナシとか  そんなことばかりを考えてしまい  行動に移し始められずに  想いが高まっていくばかり。  いったいオレのモモネへの愛と  オレのモモネを思うたびに熱くなる心は  どうなっていってしまうのだろうか。
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