○○猫

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○○猫

 「もーいくつ寝ると〜♪」 「あ、その歌メグも知ってるニャン おショー月でしょ?」 「お正月じゃないニャ」 「あれ?違うかニャン?」 「お正月はスんだのニャ」 「何か分からないけどあけるらしいニャ」 「猫缶?(。♡‿♡。)ワクワク」 「猫缶じゃないみたいニャ、よく分からないけど〜 その後はバレンタインデー💝が来るニャ」 「チョコ🍫を食べる日ニャ」 「ミーコよく知ってる!でも猫には毒ニャン」 「飼い主がバレんタンでって大騒ぎしてたニャ、 だから知ってるニャ」 「バレん?(・・?」 「あ、違った。バレンタインデーニャ」 「もう少ししたら誕生日なのニャ(・▽・)」 「それより作戦思いついたニャ、メグ、耳を貸して(/・ω・(-ω-)」 「えー天国に行くニャンか?」 「人間の天国に行くニャ、そこは何でもそろってタダなのニャ」 「動物は人間の天国は行けないニャン」 「人間に会う虹の橋もメグは野良だから行けなかったニャン(;_;)」 「虹の橋は大切にされたペットが飼い主に会う場所ニャ。 でもメグは良い猫だから、動物の天国に来れたニャ」 「虹の橋って暖かくてお花が沢山ニャンね」 「そうそう!」 「でもそこでずっと待つよりミーコは会いに行くニャ、 お土産作るニャ」 「あれ?(・o・)」 「ミーコはもう飼い主に会ったんじゃないニャン?」 「ミーコが会いたいのはまた別。このブレゼントも 飼い主はあげないニャ」 「ええ、誰に上げるニャン!」 答えより早くミーコはエプロンからドーナツみたいな輪っかを 出して頭に乗せました。 リィィン‥ 教会のベルのような音がかすかにして、フワリと頭の上に輪っかが 浮かび、見る間にミーコの背中に鳥の翼が生えます。 「行ってくるニャ」 2b661242-713f-49c0-846a-654670f3b6e6 シュバッとミーコは居なくなりました。 ***  「いつ見ても天使猫になる時はビックリするニャン!(。☬0☬。)」 そうです。 ミーコは世にも珍しい天使猫なのです。  
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