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「ツンツンしてていつも冷たい感じなんだけどちゃんと僕のことを考えてくれる優しい人かな…」
「ふ〜ん。ま、悠の事ちゃんと考えてくれるやつ なら別にいいんじゃね?」
バカ!俺何言ってんだよ…本当は悠の事取られたくないくせに。
モヤモヤする…モヤモヤ?なんで俺モヤモヤしてんだ?ヤバい心臓がバクバクしてきた。俺別に悠の事好きって訳じゃないのに…
え?でもこれってそーゆうこと?いやいや悠だって男だぞ。俺何考えてるんだろ
「ひーくん?どーしたの?」
「え?あごめん考え事してた」
やっヤバい今悠よりも心臓バクバクしてんじゃないか!?
「も、もうこんな時間だしさ帰ろーぜ!送ってくよ!」
ヤバい俺今すげー焦ってる。1人で空回りしてる
「いいよ別に家すぐそこだし」
「え?あっそう?」
「じゃばいばいまた明日」
悠は天使のような微笑みを見せてそういった
「あぁまた明日」
悠が帰るのを見て俺はホッと胸を撫で下ろした。
そうして俺も一人家に帰った。
今でも信じられないあいつに好きな人がいるなんて
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翌日。バスケ部。
「はい、今日はここまで。」
と監督が言った
「「「ありがとうございました」」」
挨拶し終わり俺はその場に座り込んだ。
「お疲れ様。はい水どーぞ」
マネージャーの秋井 紅葉(あきい もみじ)だ
彼女は俺と同じ1年で2組だ。
「ん、ありがと」
「どーいたしまして」
そう言って彼女は微笑んだ
「もう少しで大会だね。頑張って!!」
「え?あうんありがと」
「でも、今日はあんまり調子よさそうじゃなかったけど大丈夫?」
「ぜんぜん大丈夫」
嘘だぜんぜん大丈夫じゃない
昨日の悠の話しが気になって授業も部活も集中出来なかった。
「そぉ?でも何かあったら相談してよね」
「ありがとでも本当大丈夫だから心配すんな」
俺はそういい秋井に笑って見せた
「今日も夏芽かっこよかったな((ボソッ」
「なんか言ったか?」
「んー?なんにも言ってないよ」
なんか言ってたと思うけどまーいいやどーせ俺には関係ない事だし。
そうして俺は着替え悠と帰ろうとしていた。
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