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凛と恵美編
博也さんと統悟くんの仕事でまさか私と彼氏の事を知ることになるとは、私と恵美は全く知る良しもなく、毎日仕事の日々をおくっていた。
金曜日になり、次に日は光太と約束の焼き肉の日だ。久しぶりに会う気がするので、ちょっと楽しみではある。
優しくて喧嘩もしない関係の光太だか、結婚しようと言われたら、すぐにはいとは言えないような気がする。このまま付き合っていても何か申し訳ない気がするのだ。私の気持ちが100%ではないから。
仕事も終わりかけてきて、恵美が
「お疲れ様ー、ねぇ凛博也さんてどう思う?」
そう聞かれて正直ちょっとチャラそうなイメー ジはあるけど、そんなことは言えないような。
「うーん、明るくて裏表は無さそうだよね、博也さんの事きになるの?」
「最初は全然だったんだけど、ずっと考えてしまうっていうか、てかこれが恋なのかな?」
いつもおちゃらけている恵美が真剣な顔で言うので、ぷっと笑ってしまう。
「そうなんじゃない?良かったね恵美にも好きな人出来そうで」
また今度皆で遊ぼうねと言われて、あしたは光太と約束があるので、早めに帰ろうと言うことになり、恵美と別れた。
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