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博也と統悟の仕事編
次の日の博也と統悟はいつものデスクでカタコトとパソコンで仕事をしている。
今日は何だか忙しさを感じる。ずっとパソコンをみているので、目がチカチカしてくる。
ふぅー、後もう少しでお昼か、頑張ろうとおもっていると、隣に座っている名前はなんだっけ確か武藤という名前だったような、同じ会社の経理担当の朝倉という女と付き合っていると噂されているやつだ。
武藤がなにやら唸っている、仕事でのトラブルか?
「どうした?何かあったのか?」
博也は気になり声をかけた。
「はい、ここの会社に工事の件を問い合わせしようとメールしたんですが、一週間こないんですよー」
どれどれと見てあげていると、あー、この会社この前統悟が電話でやり取りしたって言わなかったっけ?と答えると、デスクからピロリんとスマホがなったので、ちらりと武藤のスマホをのぞいたら、なんと、昨日カラオケに一緒にいた凛ちゃんの笑った顔がドアップででてきたのだ。
とっさに「うわっ、この子とお前知り合いなのか??」
というと
「あ、はい、2年お付き合いしている彼女ですよ」
そういえば彼氏がいるといっていたが、その彼氏が隣で仕事しているとは、何という偶然。
少し驚いていると
「どうされましたか?俺の彼女が何か?」
聞かれても昨日遊びましたとはなかなかいいずらくて、いや何でもないと仕事にとりかかろうとする。
あれ、待てよ経理の朝倉は何なんだ?
「あまえって、経理の朝倉と付き合ってるもんだと皆思ってるぞ!」
と小さいこえで、武藤にいうと、
「知ってますよ、同期なんで良く一緒にいることがあって、それで誤解されているみたいですね」
でも、全然何でもないですよと武藤は言って
統悟のほうに仕事の件を話に行った。
世の中偶然もあるもんだと思いそろそろお昼だな、統悟とランチでもいくかな。
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