とある職場の午後2時

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『あのービジネスメール的質問なんですけど』 「はぁい?」 『株式会社ってあるじゃないですか?』 「ありますねぇ」 『あれなんかいつも、「株式概査h」ってなるんですけど』 「そうなの?w」 『なんでですか?』 「しらんがなw」 『ええー?』 「「がいしゃ」のところ、gaishaって打つわよね?」 『はぁい』 「gaisahってなるんでしょ?」 『あー、指が勝手に?』 「それ以外に何がw」 『・・・キーボードの魔力・・・』 「え、なにwww?」 『妖精・・・っ』 「いやあのwww?」 『いるんだ!小さい妖精が!』 「いやいやいやいや」 『いつも右手の人差し指をホールドして遅らせてる!!!』 「いやあなたの不注意・・・」 『いつもいつも!苦労してるのは!妖精!』 「いやもう好きに思ってていいけど・・・」 『どうしてもいるなら』 「うん?」 『左手側にも居るべきですよね?』 「ん?うん?」 『なら、召喚しないと・・・』 「まって、なに?どうしたんです?」 『ちょっと魔法陣書くんでよろしくです』 「なんです?仕事したくないだけですよね?」 『そ、ソンナコトナイデスヨー』 「なんなら眠くなってますよね?だから訳分からないこと言い出してますね?」 『ソンナーコトーナイーデスヨー?』 「水かけますよ?」 『ちょ、ほんと、水もしたたるいい女とかー、そんなんじゃないですからぁ///』 「そういう事じゃないです、目を覚ませって言うてるんですよ、2つの意味で」 『あ、覆水盆に返らずですか?』 「水掛け論ねこれは・・・」
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