292人が本棚に入れています
本棚に追加
「ここ、好きでしょ?」
「…ひゃあっ!」
「しー。愛が起きちゃう…」
「…だって…」
事は進み、みのりの中に指を2本挿れて摩っていれば、ピクピクと反応し、声を我慢して口元をキュッと必死に結ぶみのりだが、時折声が漏れ出る。
「…だって?」
わざとらしく聞けば、瞳に溜まった涙が溢れそうで、恥ずかしげに身体をモジモジしている。
悪戯に中で指を動かせば、気持ちいいのかトロンとした顔になるみのり。
「いいねぇ、その顔…。」
「ーやだ…あっ…いじわる」
「みのりが可愛いから意地悪したくなる。」
「…あっ、また…ひゃぁっ…」
「ほら、声我慢して…?」
ついに両手で口元を押さえたみのりの手の甲にキスを落とせば、近い距離に視線が絡み合う。
「…我慢出来るなら、もっと気持ち良くしてあげる。」
不敵に笑う彼と与えられる刺激に思考回路はショート寸前な訳でみのりはこくりと頷いた。
最初のコメントを投稿しよう!