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「…んっ…ぁっ…」
口元を腕で覆うみのりの腰を掴み、ゆるゆると腰を動かす宙。久しぶりに抱く最愛の人に気分も高揚する。
「…声が聞けないのが残念だけど…」
グッと体を折り込むようにして、顔を近づけ、みのりの腕にキスをする。
「…次の楽しみにしとく。」
それだけ伝えると宙は長い時間をかけ、ゆっくりとみのりとの行為に及んだ。
今回はもちろん避妊はしっかりしている。
これ以上の負担は掛けられない。
事後、長い間愛され続けたみのりはクタリとしていて、動けそうにもなかったので、後処理を済ませ、身なりを整えると静かに寝ている愛の隣にそっと置く。
携帯を開けば、時刻は午前を過ぎた頃で、
このまま帰るにしても戸締りが出来ないことに気づき、みのりの隣に横になるとそのまま眠りについた。
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