ふねの少女ラメリ

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そんなある日、船にとある王国の王様と、お妃様と、お姫様がやってきました。6歳になるお姫様の誕生日のお祝いをするためです。  船はお祝いの準備でみんな大忙し。  ラメリもマストにお花をかざりつけたり、船じゅうのランプをピカピカに磨いたりと大変です。  そこに船長がやってきて、ラメリに言いました。  「おーいラメリ!お姫様へのプレゼントが届いたから、悪いがぜんぶ部屋まで運んでくれないか?」  「わかったわ、まかせて!」  ラメリは、急いで甲板へと向かいました。
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