邪竜の血

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「信じられないというのなら、実際に彼が魔力を失う姿を見ればいい」  キーシャはエルスの腕にナイフを押し付け、彼の肌を傷つけようとした。 その時、部屋の扉が勢いよくふっ飛ばされた。 「チカ! まだ生きてるか!」  扉を蹴破って入ってきたのは、見事な装飾の大剣を構えたセノだった。
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