第5話 赤いイジュースを操れ!?

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第5話 赤いイジュースを操れ!?

「リンダリン・リアル!!聞いたことあるぞ!!」 サンディルとヘライクマーは目を合わせた。 「誰だっけ…。」 サンディルはひっくり返った。 「覚えてるんじゃないの!? その調子だと多分今の私の方がリンダリン・リアルの事が詳しいわ!!イテテ…」 サンディルはひっくり返った時に腰を強打した。 「それより、これから何が起こるか予測しなきゃ!!それと対策も!!」 ヘライクマーは考えた。 「これから、このフューゲ族の兄弟が植物の身体して蘇ってくるはずだ。 その兄弟が何人いるかとどこに発生するかを予測しなければ。」 「6人兄弟だ。僕含めて。」 ミゲルが言った。 「てことはあんな恐ろしいものが後4体も蘇ってくるってこと!?!?」 サンディルは血の気が引いた。 「なるほどな。これで後何体蘇ってくるかは分かった。 次の問題はどこで蘇るかだ。 遠い場所であるほど虐殺しながら近づいて来るかもしれない。 予測を立ててその場で倒さなければならない。 」 「まって!そう言えばシンディが!!」 サンディルがハロルと戦って散らかった部屋の中からカー・リッカーの連絡先が書いてある紙切れを探し出した。 「これよ!!カー・リッカーに連絡を取ってみたら何か分かるかもしれないわ!!」 ヘライクマーは訝しげだった。 「誰だそいつは?頼れるやつなのか??」 「ええ。そのはずよ。 時効になっても尚リンダリン・リアル事件について調査やら捜索やらをしている刑事さんよ。」 「なるほどな。時効になっても調べ続けてクビにならないのか?という疑問があるが何か分かることがあるかもしれないな。 連絡を取ってみてくれ。 早急にな。」 ヘライクマーはそう指示した。 「そう言えばサンディル。 一応聞くが、ハロルはどんなイジュース使いだったんだ?」 「あぁ、赤いイジュースを使っていたわ。」 ヘライクマーは驚いた。 「赤いイジュースを使っていたのか!?」 「えぇ。」 「ならもうひとつ問題ができたな。 お前に赤いイジュースを叩き込まなきゃならない。 きっとまだ残っているフューゲの兄弟も同じものを使うだろう。」 サンディルは納得した。 「そうよね。これは私の一族の問題だから私自身が解決しなきゃいけないわ。」 「あの…。僕にできることは……」 ミゲルが横から手を挙げた。 「お前は倒した兄弟全員からイジュースを受け継いで冬の戦士を完全なものにする重要な役目がある。 それ以外はサンディルのイジュース練習に付き合え。」 ミゲルには自分にも役割があると知るとほっとした。 「それじゃぁ早速行動開始だ! まずはサンディル、カー・リッカーにコンタクトを取ってみろ。 それが終わったらイジュースの練習開始だ。 ミゲル!!そこに落ちてるペットボトルを3つ拾って机の上に並べろ!!」 「分かったよ。」 サンディルはカー・リッカーにGmailで連絡を取った。
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